■シリーズ 検査値 血圧



1.
測定前の運動や入浴、食事は避けましょう。できれば1時間ぐらい間をあけてから測定します。
2.
リラックスし、腕に力をいれないで測定しましょう。
3.
椅子に座り、腕(上腕)を心臓の高さにして測りましょう。
4.
出来るだけ毎日同じ時間に測定しましょう。
5.
日を変えて測定し、その平均値をみてみましょう。

心臓はポンプのような働きで血液を全身に送ります。この時、血管にかかる圧力が血圧です。心臓が血液を押し出した時を上の血圧(収縮期血圧)、血液を吸った時を下の血圧(拡張期血圧)と呼びます。

日本高血圧学会では下表のとおり、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上の状態がつづく場合、高血圧と定めています。
分類
収縮期血圧(mmHg)
  拡張期血圧(mmHg)
至適血圧 <120 かつ <80
正常血圧
<130 かつ <85
正常高値血圧 130〜139 または 85〜89
軽症高血圧
140〜159 または 90〜99
中等症高血圧 160〜179 または 100〜109
重症高血圧 ≧180 または ≧110
収縮期高血圧
≧140 かつ <90
出展:高血圧治療ガイドライン2004

なお血圧は心の持ちようにも影響され、緊張してしまう病院では測定値が高くなることも珍しくありません。そこで日本高血圧学会は、家庭で血圧を測る場合、正常血圧の基準を125/80mmHg未満と5mmHgずつ低く見ることを薦めています。

サイレントキラー(沈黙の殺人者)の異名をもつ高血圧は、目立った自覚症状も無く進み、脳卒中や心筋梗塞などの合併症を引き起こす病気です。
現在、日本には3000万人以上の高血圧の患者がいるとされ、その約80%は特に異常は無いのに血圧が高くなってしまう「1次性高血圧」です。高血圧の原因はまだ完全には解明されていませんが、食塩の摂り過ぎ、肥満、遺伝などが危険因子となっていることが研究でわかっています。まずは日常生活で取り組みやすい塩分の摂り過ぎから注意してみましょう。



食塩をとり過ぎると、血液中の塩分濃度が上がり、これを薄めるために体は血液中の水分を増やします。結果、水分量が増えた分、血圧も上昇してしまいます。
日本人の平均的な食塩摂取量は1日あたり11〜13gで、厚生労働省が定める基準(成人の場合、1日当たり10g以下)を少しオーバーしています。日々の食生活で、あと少しだけ食塩の摂取量を抑える工夫をしてみましょう。




このページはアークレイ(株)の健康生活提案ショップ『クラブアークレイ』のコンテンツです。